保育
今のロシア、中共の東側、そしてその対抗の西側とアメリカのやっていること、やり取りを見れば、いかに自閉的であるか。 宗教や主義、国家といったものにとらわれ、まさに自閉症スペクトラムそのもの。 他愛無く、無条件に関わり合えるのは、最下層の市民だ…
発達障害を含む障害を持つ障がい者。 日本の昔からの風習というか、少し前ではまさかの運動会のかけっこですら侵食された「みんな一緒」。 まぁ、昔は目立たなかったが、「障がい者」という立場が、福祉のためによかれと認識された結果、ある意味目立つよう…
今となっては「発達障がい」は、(ほぼ)世間に認識されている。 大まかに分ければ、 ・自閉症 ・ADHD ・LD などなど… 基本的には、先天性で遺伝子に異常があったりとするものだ。 過去には、「変わった子」みたいにスルーされてきた。 それが近年、増えてきて…
「今どきの子ども」で言われるのはゲーム、スマホ、いわゆるエンターテイメントとメディアだ。 それらに侵されてしまっているらしい。 テレビニュースで子どもの殺人事件が取り上げられれば、「今どきの子どもは怖い」。 果たしてそうなのか? 未成年による…
よく聞く「今どきの子」。 ませてるなどと言ったりもするが、主に批判的な意味で使われる。 何を言ってるんだと、思う。 江戸時代のような子どもの振る舞いをすれば満足するのか?と、思う。 それじゃ古い、と言うのだろう? これだけ書けば、いかに子どもを…
無法地帯というと、聞こえは悪くなるが、ここで言う「無法地帯」は、子どもの世界(人類にももともと制度性ができる前はそんなものはなかったが)での話だ。 制度性というのは、「善」か「悪」か、「していい」か、「してはダメ」か、あるいは「しなければなら…
今の時代、「情報化社会」「個人主義」「プライバシー」と騒がれている。 "情報"で全てを管理して、あらゆるものを便利にしていく代償に、それらの漏洩を防ぐために、あらゆるものを閉鎖していく。 お隣さんの名前も何も知らないという事も珍しくない。 「孤…
保育は、介護やなんかと同じく「福祉」の世界になる。 「福祉」とは、「幸せ」のことを言う。 まぁ「幸せ」なんて、人により内容も程度も違うから、何かをするとみんなが幸せというものなど無いのだが。 福祉の「仕事」というのが、実に難しい。 「福祉」と…
先日、学童保育対抗の、あるスポーツの大会があった。 私の学童保育のチームは、前年優勝しており、「連覇なるか」とテレビ局の取材まで来た。 結果は見事連覇を成し遂げてくれて、それはそれで嬉しいのだが、それは「結果」であり、わたしの中では重要では…
よく小学校とかで「高学年は低学年のお手本に」とか、「6年生はリーダーだ」とか、「5年生は6年生を支える」とか言っている。 子どもに役割を与えることで、存在意義を持てるのだとか。 そんなことを叩き込んで、大人が「自分は教育できている」と陶酔し…
味や見た目、いろんな感想や印象を表すときに使う「普通」。 その人その人で「普通」の概念を持っており、仮に10段階の何かがあるとする。 ある人は、3が普通。ある人は、6が普通。 このように、十人十色だ。 ただ、「普通」という言葉は、実際には「(普)広…
前置きしておくが、放置や、ネグレクトのような意味合いではない。 まぁ、それでも育ってしまうのも事実だが、それを肯定は決してしない。 ついこの間、子どもたちのドッジボール大会があった。 毎年夏休みに行われており、毎年私も子どもたちの練習に協力し…
子育て支援だとか、ゆとり教育だとか、「国を挙げて」と言っているが、結局効果は見えていない。 それどころか、「脱ゆとり」の反動が今の子どもを押しつぶしかねない。 そもそも、子育て支援を受けるのにお金がかかったり、「ゆとり」と言いながら先生側が…
改めて思った。 保育とは見届けることであって、遠い近い関係なく、将来を導いていく(決める)ことではない。 「非行に走らないように」なんて偉そぶっているのが保育ではない。 そりゃ、暴力を受けたり、命の危機にさらされないように守ることは必要だ。 し…
どんなに、博学な人や、偉そぶった大人が何を言おうが、人間の真理には近づけない。 人間の真理は、子どもが解っている。 結局大人は、社会の制度性や二項対立なんかに、毒されていく。
よく言われる、「親の愛情」「家庭のぬくもり」。 さて、言われているほど大事なのだろうか? 大事かそうじゃないかで言えば大事かもしれない。しかしそれに固執し過ぎてないか? はっきり言って、家庭に固執し過ぎれば、子どもからしたら、ただただ鬱陶しい…
子ども子育ての制度の改変で、確かに子どもの育成に関するものは充実してきた。その施設の在り方について疑問がある。各々の施設が成り立つには、当然子どもの登録がいる。そして施設が増えるほど、当然子どもの確保(奪い合い)になる。子どもの人数で補助額…
今回は、なぜ子どもの時の体験が良いのかという観点から見ていきたい。子どもの時の体験は、何かと後々役に立つ。スポーツにしろ、自然体験にしろ、ほぼ確実に活きる。まぁ、なんとなく当たり前のことなのだが、そこを深くみていきたい。まずは仕組みだろう…
テレビゲームやDSなどの携帯ゲーム、そしてスマホゲームは、思考回路を狭めてしまう。例えて言うなら、犬が味が濃いものを食べると、ドッグフードを食べなくなるのと同じで、ゲーム以外の遊びの発想を無くしていく。やはり特に10歳・思春期までは、白紙のノ…
気付き、ひらめき、発見。これらは、頭と身体に大きく刻まれる。この一瞬で、出来なかったことや、わからなかったことが、あっさりと身に付いてしまう。勉強でもスポーツでも、この「そうだ!」「そうだったのか!」で、世界は一変する。これは保育ではとて…
今回は「甘え」について。まず、甘えとは?まぁ、甘えを需要とするなら、供給は愛情でしょう。そう、「甘え」は、求めてきた時に初めて「甘え」となる。欲するから求めてくる。それに対して、最善の愛情を供給することで、子どもは満たされる。なにもおもち…
最近ニュースなどを見ていると、増えてきたように思う事件。家族同士の殺人事件。少年少女の殺人事件。メディアの発達の関係でというのもあるのかもしれないが、やはり増えているのだろう。身近にも予備群的なお母さんがいた。若くして子どもを産み、一生懸…
子どもが何かする時、というか行動を起こした時。大人の目から言えば、良いこと、普通のこと、悪いこと。良いことをすれば褒め、悪いことをすれば叱り、いわば二項対立。家庭での育児の時点で二項対立のしがらみに縛られていく。だが一概に親に原因とはいえ…
今回は思春期よりもっと絞って、10歳の壁のピンポイントにスポットを当てて書きます。職場の学童保育でも、4年生に上がった(特に女子)子が、流動的な心に悩みながら日々、成長していっております。10歳というのはホントに特別で、急激に身体や心が変化して…
解決する力ケンカやイジメ。ケンカは特に保育・教育の現場では日常茶飯事ですよね。先に手を出した方、多数の方が悪になりがちですね。確かにそうなのですが、悪になった側を怒って、謝らせて、はいおしまい。これが保育になるのか?と言いたい。保育者が余…
よく子どもの事で、あるいは育児の事で、テレビ(特にアニメ)やゲームは良くないなどと言われます。さて、何がいけないのか。そう喚く大人ほど、何がいけないか理解していない。私は保育しながら、テレビやゲームは、むしろ内容と使い方次第では良い事もある…
子育てというのは大変ですよね。最近は便利な物が溢れて、学校でもiPadだったり、ベネッセの赤ちゃん教育的な物でも似たような物があったり。それが悪いとは言いません。ただ、それが育てることに繋がるのか?と思います。学歴、便利な物、仕事に追われる大…
いよいよ真面目に書いてみます。思春期主に概ね10歳を越えた辺りからこの「思春期」に突入します。自分を含めた人間の色んなモノが見えてしまう、楽しくもあり歯がゆくもある時期です。反抗期とも言う時期ですね。では、何故反抗するのか。世間一般には、親…