ビリヤードと保育の日々

保育しながらの気づきや、ビリヤードのことを綴ってます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

どっちだ 〜保育論24〜

「今どきの子ども」で言われるのはゲーム、スマホ、いわゆるエンターテイメントとメディアだ。 それらに侵されてしまっているらしい。 テレビニュースで子どもの殺人事件が取り上げられれば、「今どきの子どもは怖い」。 果たしてそうなのか? 未成年による…

勘違いするな 〜保育論23〜

よく聞く「今どきの子」。 ませてるなどと言ったりもするが、主に批判的な意味で使われる。 何を言ってるんだと、思う。 江戸時代のような子どもの振る舞いをすれば満足するのか?と、思う。 それじゃ古い、と言うのだろう? これだけ書けば、いかに子どもを…

制度性と無法地帯〜保育論22〜

無法地帯というと、聞こえは悪くなるが、ここで言う「無法地帯」は、子どもの世界(人類にももともと制度性ができる前はそんなものはなかったが)での話だ。 制度性というのは、「善」か「悪」か、「していい」か、「してはダメ」か、あるいは「しなければなら…

個人を尊重? 〜保育論21〜

今の時代、「情報化社会」「個人主義」「プライバシー」と騒がれている。 "情報"で全てを管理して、あらゆるものを便利にしていく代償に、それらの漏洩を防ぐために、あらゆるものを閉鎖していく。 お隣さんの名前も何も知らないという事も珍しくない。 「孤…