今となっては「発達障がい」は、(ほぼ)世間に認識されている。
大まかに分ければ、
・自閉症
・ADHD
・LD
などなど…
基本的には、先天性で遺伝子に異常があったりとするものだ。
過去には、「変わった子」みたいにスルーされてきた。
それが近年、増えてきている。
出産前に検査できたり、医者の診断をもらったり、症状に基準ができたりと、そこも関わるのもあるだろう。もしかしたら食生活の変化もあるだろう。
しかし私は、もう一つの要因があると思う。
それは一点集中だ。
一つの愛を全力で受けたり、何かに没頭できたり。
今では情報化社会の名の下で、感覚を一点に集中できない社会にある。
育児に関しても例外ではない。
そこにこそ、この問題の根源が眠っている気がする。
親が子どもに一点集中できない。
子どもが興味関心に一点集中できない。
子どもが成長の過程(特に幼少期)で、この過程を経験できないと、自閉症スペクトラムを背負うことになるのではないか。
私はそう思っている。
つまり後天的にも発達障がいは発生する、ということ。
もしかしたら経済(社会)の成長と、子どもの成長は相反するものなのかもしれない。