よく言われる、「親の愛情」「家庭のぬくもり」。
さて、言われているほど大事なのだろうか?
大事かそうじゃないかで言えば大事かもしれない。しかしそれに固執し過ぎてないか?
はっきり言って、家庭に固執し過ぎれば、子どもからしたら、ただただ鬱陶しいだけだろう。
もしかしたら発達障がい関係もここに関わるものがあるのではないか。
親が子どもに異常な愛(執着)を、与えれば、それこそ家庭に閉じ込められ、まさに自閉的になるのではないか。
あるいは過剰な愛が憎しみと化し、親が子を、子が親を殺めることに発展だってしている。
家庭に固執しだしたのが、おおよそ経済成長しだしたあたり。資本主義があからさまになり、核家族化が進み、あらゆる問題が露呈してきた。
なんだか矛盾が見えてくる。
ここにカラクリがある。
オープンな社会であれば、みんなの視点(愛情)は子ども一点に集中される。十分な愛に満たされる。
核家族化して、クローズな社会になれば、我が子を守ろうと、親の視点(愛情)は散漫になる。あるいは、偏った愛情により子どもは押し潰される。
果たして今の家庭主義でいいのだろうか?