すべてのことには、始まりと終わりがある。
終わるために始まっている。
極論を言えば、「今」という瞬間は、今始まり、今終わっている。目に入った景色は、終わった「今」を見ている。もうそこにその「今」はない。
でもその時、「今」は始まっている。
世界は、始まりと終わりで成り立っている。始まるから終われるし、終わるから始まることができる。
特に日本は、ここが洗練されており、そこからいろいろな分野に影響していると言っても過言ではない。
保育でもこれは当てはまることで、礼儀・挨拶を叩き込むことなんかしなくても、「今」と別れることができればいい。
叩き込んで強迫観念で挨拶 "しなければならない" ことにならず、
自然と、挨拶を "してしまう" ようになる。
始まりと終わりが大切です。